漫画ブログ「発達障害が原因でおこる不登校とその解決方法とは?」

漫画ブログ「発達障害が原因でおこる不登校とその解決方法とは?」 発達障害の子どもの不登校対策

こんにちはブログ管理人のしぐれ川小夜子です。私は発達障害(ADHD、ASDを持っており、発達障害の色々な情報についてブログで発信しています。

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自分の子供が発達障害で不登校になった…など不安を抱えて居る親御さんも多いのではないでしょうか?

この記事では発達障害の子がどうして不登校に陥るかについてと、その解決策について書いてあります。私の幼少期の体験をもとに書いてあります。

ぜひ参考にしてみてください。

最近の研究では、発達障害をもつお子さんが不登校になる可能性はかなり高いのではないかと言われています

2010年に発表された研究では、不登校児のおよそ20%が知的障害を伴わない発達障害を抱えているというデータもあります。
これは知的障害を伴わない発達障害についてのデータなので、実際には軽度の知的障害と発達障害を併せ持った児童を含めるともっと多い割合になるということです。

実際私も(28歳まで発達障害の診断はつきませんでしたが、)小学校中学年から中学校2年まで不登校を経験しており他人ごとではないと感じております。

私の不登校経験の実例漫画は→発達障害の私の小学校生活(友人、不登校)にあります。

そんな不登校になりやすいといわれる発達障害の子が不登校になる原因を私が実際に子どもの時に経験した体験した経験からまとめてみました。

昔は、発達障害の子はコミュニケーションが苦手…いじめられやすい、またLDなどで勉強についていけない、が主な不登校の原因だという認識が一般的でしたが、今では、もっと様々な要因が絡まって不登校につながっているのではないかと研究が進んできました。

発達障害の子が不登校になる原因①いじめ等による孤立

周りの児童からのいじめ等による孤立は、昔から言われてきた発達障害の子どもが不登校になる原因の一つです。

周りから孤立するのはコミュニケーションが苦手なASDを持った子供が多いです。
またADHDの子どもは衝動的に相手の傷つくことを言ってしまったりして、孤立につながったり、さらにはいじめに発展してしまうこともあります。

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私も小学生の頃はどうしても自分から同級生に話しかけることができませんでした。
それは、周りの子に話しかけるのがどうしても怖かったからです。
また 、せっかく話しかけてくれても、うまく対応できなかったのです。
それは、周りの子と興味の範囲が違い過ぎて話題を合わせることができなかったからです。

その結果、私は徐々に孤立していき、さらにはいじめの対象になっていったのです。

発達障害の子が不登校になる原因➁勉強についていけない

こちらも昔から言われてきた発達障害の子の不登校になりやすい原因です。

学習障害(LD)を持った子は知的に遅れはありませんが、特定の科目が苦手(算数など)です。

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私はLⅮという診断は受けていませんが、漢字を覚えるのがとても苦手でした。

障害の存在が分からないと、授業が理解できない上に教師に叱責されたりしてどんどん学校が苦痛になってしまいます。

またADHDでも授業をじっと聞くのが苦痛だったりして、学習に遅れがみられることがあります。

私は、大人になって発達障害の診断を受けるまで、学校の授業は空想の時間だと思っていました。
その通り子どもの私は授業は半分も聞かないでいつも空想に浸っていました。
それでは学習に遅れがみられるのも無理はありません。

ASDでも興味のない授業は全く理解できないこともあります。

さらに軽度知的障害を併発していればなおさら周りと同ペースの学習は困難を伴います。

どの障害でも、授業について行けず、さらには教師からの叱責などもあると学校に行くのは苦痛になってしまいます。

一方で、勉強は得意という発達障害当事者もいます。

発達障害の子が不登校になる原因③睡眠障害で朝起きられない

睡眠障害による寝不足は最近注目されてきた不登校になる原因の一つです。 従来考えられていたよりも不登校の原因として大きな割合を占めるのではないかと注目されてきています。

発達障害の子は生まれつき睡眠障害を起こしやすく、朝早くから学校に行く生活が困難になってしまうといわれています。

不登校の原因になる代表的な症状としては起立性調節障害があります。
これは、思春期の児童に多く起こる症状であり、自律神経の働きの不調によっておこると考えられています。

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発達障害でなくても起立性調節障害を発症することも多いですが、発達障害の子に起きやすいとも言われています。

①朝起きれない
➁午前中にめまいを起こしやすい
③ふらつきがある

これらの症状は午後になると軽快する傾向があります。
怠けや夜更かしが原因だと誤解されることもあります。

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また発達障害の人は一般的には適切と考えられる睡眠時間(8時間など)を取っていても、眠りが浅く、疲れが取れていない場合があります。
そうすると朝起きるのが辛くなり、体調も悪いので不登校につながりやすくなるのです。

実際に私も、物心ついた時から寝つきが非常に悪く、朝無理やり起こされて寝不足になっても、次の夜はやっぱり寝つきが悪く寝付けない。
という生活をしていました。私は10時間近く寝ないと体調が悪いのですが、そのような生活を繰り返すと慢性的な寝不足になり、朝起きるのはとてもつらくなり、学校に行くのは大変になっていました。

発達障害の子が不登校になる原因④体力的に無理をしている

こちらも比較的最近注目されてきた原因の一つです。

最近では、発達障害(とくにASDやADHDの混合型)は普通の人よりかなり疲れを感じやすいのではないかということが分かってきました。

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発達障害の人は感覚的に過敏なことが多く、周りの騒がしさが人一倍気になったり、室内の温度が寒い(暑い)という感覚や、着ている服の感触まで敏感に感じ取ってしまいます。
それらの感覚刺激が絶え間なく降りかかってくるので、発達障害の人の感覚は休まることがないのです。

また、先ほども記述した通り、 発達障害の人は一般的には適切と考えられる睡眠時間(8時間など)を取っていても、眠りが浅く、疲れが取れていない場合もあります。

それらが合わさって学校の集団行動ではへとへとになり、1日で体力を使い果たしてしまっている場合があるのです。

まだ体力のない子供では、このような状態になると継続的に学校に通うのはかなり困難となります。

実際に私も、中学校に通おうとしたとき体力の限界を感じました。
中学校ではいじめられていたりはしなかったのですが、通学でしばらく歩くこと、慣れない制服の感触、クラスのざわつき、小学校より多い授業、強制入部の部活…これらの要因でへとへとになり一か月も通うことができませんでした。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な5つの方法とは?

私は発達障害の診断を受けたのが28歳なので、発達障害の特性にあった不登校解決策を受けることはできませんでした。
それどころか全く特性に合わない強制的な方法を受けてPTSDになってしまいました。

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そんな私がしてほしかった解決策を5つ紹介します。

□発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な5つの方法
1.ADHD用治療薬による投薬治療
2.何に過敏でどうすればそれを防げるのかを専門家の協力を経て正確に調べていく
3.「週3日だけ通えれば良い」などと割り切ってしまう
4.授業についていけなくても、先生や周りの大人は怒らず、できることを大いに褒めてあげる
5.ゆっくり休ませてあげて、フリースクールなどへの転校を考える。

それでは1つづつ解説していきますね。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な方法①ADHD用治療薬で投薬治療を行う

実はADHDで睡眠がよく取れていないため学校に行くのが辛い…などの場合、ADHD用の治療薬の投薬治療で劇的に睡眠がよく取れるようになり、解決することもあります。

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私もADHDでひどい睡眠障害がありましたが、28歳で発達障害の診断を受け、ADHD用の投薬治療を受けることにしました。

その時服用した薬はメチルフェニデート(商品名コンサータ)と睡眠を補助するためリスパダール(商品名リスペリドン)です。

その結果今まで散々苦しんでいた寝つきの悪さと昼間の眠気が大幅に改善しました。
こんなことならもっと早く投薬治療を受けていれば、不登校にもならずに済んだのではないかと思いました。

睡眠の問題が解決しても、実際はもうすでに学校嫌いになってしまっている場合も多いので、カウンセリングや慣らし登校などを提案して、徐々に学校に復帰できるよう調整していきましょう。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な方法➁何に過敏でどうすればそれを防げるのかを専門家の協力を経て正確に調べていく

発達障害の特性として、感覚が過敏なことがあります。そのせいで、クラスにいるのが苦痛で消耗しきってしまい、結果的に不登校になってしまっているのです。

お子さんが何に過敏でどうすればそれを防げるのかを、専門家の協力を経て正確に調べていく必要があります。

まずは児童精神科の医師に相談してみることをおすすめします。

聴覚が過敏でクラスなどでのざわめきにストレスを感じてしまうならば、学校の許可を取りノイズキャンセリングイヤホン、デジタル耳栓などを付けて過ごしてみることで、お子さんの疲れが大幅に減らせるかもしれません。

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実際に私が子どもの時も、クラスの喧騒は私にとって耐えがたいものでした。
今となっては、ノイズキャンセリングイヤホンなどを使っていればその苦痛は軽減していたのかもしれません。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な方法③「週3日だけ通えれば良い」などと割り切ってしまう

色々工夫をしてみても、発達障害のお子さんの疲れはなかなか難しい問題です。

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色々な対策をしてみてもやっぱりへとへとになってしまうという場合、思い切って「週3日だけ通えば良い」などと割り切ってしまうのも手です。

勉強が心配な場合、家庭教師に頼むなどしてその子なりの疲れない生活を送らせてあげるのも良いかもしれません。

私も不登校の時、家庭教師の先生に勉強を教えてもらっていました。

火曜日と木曜日だけ保健室登校をして、それ以外の水曜日と、金曜日は家庭教師の先生が自宅に来てくれるよう両親が手配してくれたのです。

私が長い不登校から大学に行けたのはその時勉強を教えてもらっていたからかもしれません。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な方法④授業についていけなくても、先生や周りの大人は怒らず、できることを大いに褒めてあげる

お子さんが授業についていけないことが原因で不登校になっている場合は、怒らずに褒めてあげることは有効な方法だと言えます。

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LⅮや軽度知的障害があるお子さんが授業についていけなくても、先生や周りの大人は決して怒らないようにしましょう。
広い目で見てあげ、できることの部分を見つけて大いに褒めてあげるべきです。

またLⅮのお子さんには特性にあった学習法がある場合があるので、それを実践して勉強への自信につなげていく方法もおすすめです。

以上を実践しても、実際はもうすでに学校嫌いになってしまっている場合も多いので、カウンセリングや慣らし登校などをして徐々に学校に復帰できるよう調整していきましょう。

実際に私が子どものときも、不登校になる前の小学校1、2年の先生は良く褒めてくれる先生でしたので、楽しく学校に通っていたのを覚えています。

発達障害の子どもの不登校を解決するための具体的な方法⑤ゆっくり休ませてあげて、フリースクールなどへの転校を考える

ひどいいじめにあってしまった場合。悔しいですがお子さんはもうその学校自体がトラウマになっている場合も多いです。復帰してもいじめをしてきた相手がいるのはとても苦痛となります。

実際に私が子どものときも、いじめは終わってもいじめをしてきた相手と一緒に過ごすのは苦痛でした。そしてすぐに不登校に戻ってしまいました。

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まずはゆっくり休ませてあげて、フリースクールなどへの転校を考えたほうが良いかもしれません。

まとめ

まず初めに、あなたのお子さんが不登校になったら、怠け、努力不足など決めつけないでください。そして原因も分からないまま無理やり学校に通わせようとしないでください。
お子さんは、朝起きられないことに真剣に悩んだり、癒えない疲れに苦しんでいます。
多くの不登校のお子さんは本当は学校に行かなければならないと苦しんでいるのです。

実際に私もそうでした。

まずは専門医から発達障害について適切な診断を受けることです。

そして医者以外にも行政の相談機関や、民間のサービスを使って焦らず不登校の解決を進めていくことが重要です。

以下のようなところに相談してみるのがおすすめです。

・お子さんが通っている学校(ここから行政の相談施設を紹介してもらうと良いでしょう)
・地域の教育相談センター
・自治体のひきこもり地域支援センター
・お近くのフリースクール
・不登校児の親の会

専門医の診察の他に、このような所にも相談してみることで、お子さんが困っている原因を知ることができるようになるかもしれません。
そうすれば、ゆっくりでも、きっと解決への道も開けてくるでしょう。

以上でこの記事は終わりです。ここまで見ていただきありがとうございました。

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